ハイビジョンカムを活かすAVCHD対応レコーダー
ハイビジョンビデオカメラの普及で、想い出の映像をハイビジョン画質で残せるようになりました。しかし、DVDはすぐにいっぱいになってしまうし、HDDでもいっぱいになるのは時間の問題です。そんな録画時間の問題を解決したのが、AVCHDビデオカメラです。"MPEG4 AVC/H.264"（H.264と略される）という画像圧縮方式を採用して、今までの2分の１〜4分の１に画像データ量に圧縮することで、ハイビジョン画質を２〜４倍の時間も録画できるようになりました。
でも当面の危機は回避できるとは言え、いずれ貯まっていくハイビジョン画像、どうしますか？
ハイビジョン時代を担う大容量の保存メディアのBD（Blu-ray Disc）やHD DVDは、気軽に使うにはまだメディアもレコーダーも価格が高く、かと言ってハイビジョン画質の画像データを従来のDVDに保存すると、標準画質になってしまいます。実は、ハイビジョンビデオカメラで撮ったハイビジョン画像は、その保存先が確立されていないのがネックでした。
そんなAVCHDビデオカメラのユーザーに待望の製品が発売されました。SONYの「BDZ-L70」と、Panasonicの「ブルーレイDIGA DMR-BW900/BW800/BW700」および「DIGA DMR-XW300/XW200V/XW100」です。
選択肢が広がったAVCHD画像の保存メディア
Panasonicの製品は、"MPEG4 AVC/H.264"という画像圧縮方式を採用し、ハイビジョン画像をHDDにもDVDにも今までの2〜4倍の録画することができます。安価なDVD-Rメディアが利用でき、貴重なハイビジョン画像を気軽に残せるようになりました。 また、AVCHDの8cmDVDを直接再生できるのも特徴です。（AVCHDのSDカードは直接再生することはできません。）
SONYの「BDZ-L70」は、同じ画像圧縮方式を採用していますが、こちらはDVDメディアへの録画には対応していません。その代わり、ワンタッチダビングボタンでDVD／HDD／メモリースティック／HDVなど、どのメディアのハイビジョンビデオカメラからも簡単に画像を取り込むことができます。また、SONYのBDZ-L70は、充実した編集機能とBDの大容量も魅力です。保存メディアはBDのみとなりますが、BDメディアの価格が下がってくれば、一番録画時間あたりのコストパフォーマンスが良い保存方法になるでしょう。
AVCHDビデオカメラのハイビジョン画像を活かすなら
AVCHDビデオカメラ接続が充実しているHDD・DVDレコーダーは、今のところPanasonicかSONYの製品となります。
PanasonicのDIGAシリーズは、安価なDVDメディアにハイビジョンを記録できるAVCREC対応と、唯一AVCHDの8cmDVDを直接再生することができることが魅力です。特にハイビジョンDVDビデオカメラのユーザーにとっては貴重な製品と言えます。
SONYのBDZ-L70は、ワンタッチダビングボタンによる簡単取り込みやきめ細かい編集機能、BDの大容量が魅力です。撮った画像の編集作業が多いならSONY製品を選んでおいた方が後悔しない買い物になると思います。
価格比較
各社のHDD・DVDレコーダーは、家電量販店やネットモール、メーカー直販サイトなどで購入することができます。価格だけでなく、送料、支払い方法、サポート、利用しているポイントカードなどの特典を比較して選ぶとよいでしょう。
PanasonicのDIGAシリーズは、メーカー直販サイト「
パナセンス」や家電量販店、ネットモールなどで、価格や送料、支払方法などを比較して購入することができます。DIGAシリーズは機種が豊富で、ブルーレイの有無やHDD容量など自分に合った製品を選ぶことができます。
SONYは、メーカー直販サイト「ソニースタイル
」や家電量販店、ネットモールなどで、価格や送料、支払方法などを比較して購入することができます。SONY人気で高めの価格となっていますが、発売から時間が経って徐々にこなれてきています。
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