タイムドメインスピーカーをチューニングしてきた経験から、音の出口精度が高まる程、上流となる「音源の善し悪し」が見えてきます。
一般的な音の出口精度の低いスピーカーでは、ミキシングによる音作りがそれなりに「いい音」として重用されています。
しかし、タイムドメインスピーカーを使う場合、生音に近い音を聴くことができるため、ミキシングできれいに整えた音より、何も加工しない録音の方が断然情報量が多く、音を越えた雰囲気や距離感まで感じられます。
最も上流となる「録音」においても、タイムドメイン社の由井啓之氏が推奨するタイムドメインマイク(通称「エノキダケマイク」)をワンポイントで使用することにより、現場の空気感そのままを全て記録する方が空間の整合性が取れ、違和感のない自然な録音になります。
これに気付いているアーティストも増えていて、レコーディングやライブで「エノキダケマイク」を使用する方が少しずつ増えています。
良い録音を手軽に楽しめるのが、Kappa Infinitoオリジナルのモバイルタイムドメインマイク “Gufo F”です。
タイムドメインマイクとは、タイムドメインスピーカーの開発者であるタイムドメイン社 由井啓之氏が推奨するマイクで、通称「エノキダケマイク」とも呼ばれています。
その特長は「特性がフラットなこと」。
高い音から低い音まで、強い音から弱い音まで、クセをつけずにフラットに録音できます。
タイムドメインマイクは非常に敏感で、あらゆる音を拾います。
風の音も拾いやすいため、通常は電気的なフィルターでノイズをカットするのですが、モバイルタイムドメイン“Gufo F”では、特製ファー仕上げをすることで風切り音を低減することで、電気的なフィルターを入れずに極力自然な音を収録できるように設計しています。
また、モバイルタイムドメイン“Gufo F”は、ホームビデオやデジタル一眼カメラ、ICレコーダーなどの外部マイクとして気軽に使えるよう、軽量コンパクトに仕上げています。カメラ三脚マウントと共にカメラーシューマウントにも対応しているので、普段お使いの外部マイク端子のあるビデオ・カメラに装着してお使いいただけます。
“Gufo(グーフォ)”とは、イタリア語でミミヅク(フクロウ)。
夜も鋭い視覚を持つミミヅクですが、同時に森の小さな音も逃さない繊細な聴覚の持ち主でもあります。そのミミヅクのごとく、繊細な情報や定位を収録することを目指しています。
繊細な演奏や会場の雰囲気、子供の当時の声をリアルに記録して、その空気感や立体定位をタイムドメインスピーカーでお楽しみください。e
モバイルタイムドメインマイク“Gufo F"の収録例
- 群馬県嬬恋村 バラキ湖畔散歩
湖畔の鳥の声や、近くで開催されていたカヤック教室の声が聞こえてきます。 撮影:SONY VCR-CX430 +エノキダケマイクGUFO-10
- 都電荒川線
面前を横切る車の音や、背後から近づく都電の音の定位とリアルさをお楽しみください。 撮影:SONY VCR-CX430 +エノキダケマイクGUFO-10
- 牧野持侑in増上寺2016春 〜サウンド・セラピー&CD「覚醒浴」発売記念ライブ
クリスタルボウルの圧倒的な倍音シャワーが、タイムドメインスピーカーなら部屋中に満ちると思います。
2016年3月19日 東京・芝 増上寺 光摂殿にて
モバイルタイムドメインマイク“Gufo F"の購入を希望の方は、下記ページからお申し込みください。
Kappa Infinito オンラインショップモバイルタイムドメインマイク Gufo F
なお、モバイルタイムドメインマイクは、数量限定生産となっております。部材の都合でしばらくお待ちいただく場合、もしくは仕様が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。