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プラズマテレビと液晶テレビの違い

プラズマテレビと液晶テレビは、共に薄型テレビとして並べて売られていますが、そのしくみや特徴はかなり違います。
それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

 
プラズマテレビ
液晶テレビ
光源 プラズマによる蛍光体発光。 バックライトの反射光。
階調表現 電極の電圧制御により、光量で階調を表現している。 液晶体の向きの制御により、透過光の量で階調を表現している。
画素数 ガラス板に隔壁を加工するため、ミクロン単位の微細加工は難しく、多画素化が遅れている。また、画素数を確保するため大型になる。 プリント基板による加工のため、微細加工が可能であり、小さいサイズでも多画素化が進んでいる。
サイズ 面積が大きくなっても、加工は容易。 面積が大きくなる程不良率が高くなり、量産が困難。
画質

光量が多く、階調表現や色ムラは有利。
垂直方向の画素数が限られるため、走査線数と合わない場合は、間引き表示または補完表示となり、ブラウン管よりぼやける場合がある。各社の画像補完技術により画質が左右される。

光量が少なく、階調表現や色ムラでは不利。
垂直方向の画素数が限られるため、走査線数と合わない場合は、間引き表示または補完表示となり、ブラウン管よりぼやける場合がある。各社の画像補完技術により画質が左右される。

重さ 基板がガラスであり、画面サイズも大きいため重くなる。
壁掛よりはスタンド設置向き。

基板がフィルムであり、大型化しても軽い。
壁掛けもスタンド置きも可。

消費電力 発光素子を使用しているため、消費電力が大きい。ただし、実際に表示する分の電力しか使わないので、年間消費電力量は少なくなる。

液晶部分は基本的に半導体なので、消費電力が小さい。ただし、バックライトが全面点きっぱなしとなるため、サイズが大きくなると急に消費電力が大きくなり、年間消費電力量も多くなる。

実際の製品も特徴を活かした棲み分けがされていますが、最近は40〜65インチの液晶テレビが発売されています。

 
プラズマテレビ
液晶テレビ
サイズ 37インチ前後〜103インチ

13〜70インチ前後

画素数 852x480〜1920x1080 640x480〜1920x1080
最大照度 650〜1500Cd/m2 200〜500Cd/m2
コントラスト比 1000:1〜30000:1 400:1〜1300:1

 


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