パソコンや製品の取扱説明書、雑誌記事を書く技術を“テクニカルライティング”と呼んでいます。難しい技術用語や機能を使う人の言葉に翻訳してわかりやすく説明する仕事です。
しかし、わかりやすく伝えることは、取扱説明書だけでなく、商品の操作デザインやホームページのナビゲーション、プレゼン資料、公共交通の案内標識、説明文、果ては社内の報告書や伝言メモなど、生活のいたるところで必要な技術です。
これらのわかりやすく伝える技術のことを総称して“テクニカルコミュニケーション”といいます。
ちょっと、身の回りのことを思い起こしてみてください。
わかりにくいことや行き違いが氾濫しています。
書いてあるのと相手に伝わるのは別のことで、相手が意図を理解できなければ意味がありません 。
そして、そのためにどれだけの労力を無駄に消費していることか...。
このページでは、身近にあるテクニカルコミュニケーションに気づいてもらい、その重要性を認識していだだくための解説をする予定です。テクニカルコミュニケーションを意義や効果を活用していただく一助になればと思います。